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月別アーカイブ: 2025年10月

訪問看護を利用できる人とは? ~誰かの暮らしを支える、その最前線で働く~

皆さんこんにちは!

 

島根県益田市を拠点に訪問看護ステーションの運営を行っている

訪問看護ステーションらく、更新担当の富山です。

 

 

 

訪問看護を利用できる人とは?

~誰かの暮らしを支える、その最前線で働く~

訪問看護の利用者は、高齢者だけではありません。
退院直後の方、障がいをお持ちの方、難病と向き合う方――
あらゆる世代・背景の人たちが、“自宅で生きる”ためにこのサービスを利用しています。

その一人ひとりの暮らしに寄り添うのが、訪問看護師をはじめとした医療スタッフたち。
ここでは、訪問看護の対象となる方々と、現場での支援のリアルを紹介します。


👵 在宅療養中の高齢者

 

高齢化が進む中、「住み慣れた自宅で最期まで過ごしたい」という希望を持つ方が増えています。
訪問看護では、そうした高齢者の方の体調管理や服薬指導、褥瘡ケアなどを行い、
日々の生活をサポートしています。

体調の変化を見逃さない観察力、そして会話を通じた安心感の提供。
「今日はご飯が進みましたね」「この薬、少し合ってきましたね」――
そんなやりとりが、その人の生活そのものを支えているのです。


💉 退院直後の方

 

退院してすぐは、体力も落ち、医療的な処置が必要な場合もあります。
訪問看護では、点滴・創傷管理・カテーテル管理などの医療行為を行いながら、
ご自宅での生活が安定するよう見守ります。

病院から在宅へ――
医療のバトンをつなぐのが訪問看護師の大切な役割です。


♿ 障がいを持つ方

 

身体・知的・精神の障がいをお持ちの方も多く利用されています。
医療処置はもちろん、生活動作やリハビリ、心理面のケアも行い、
「できること」を一つずつ増やしていくサポートを続けます。

特に精神障がいの方にとって、定期的な訪問でのコミュニケーションは
心の安定と社会復帰への第一歩になります。


🧬 難病患者の方

 

ALSやパーキンソン病など、進行性の難病を持つ方も在宅で療養されます。
人工呼吸器や経管栄養など、医療依存度の高い方にも対応できるよう、
看護師は専門知識と機器操作技術を磨いています。

こうした現場では、医療機関と同等の緊張感と責任感が求められる一方で、
「家で過ごせてよかった」という言葉が、大きな励みになります。


🌸 ターミナル期の方

 

「最期まで自宅で」という願いを叶えるために、訪問看護は24時間体制で支援しています。
痛みの緩和、体位交換、吸引や点滴の管理、そしてご家族の精神的ケアまで。

この現場で働くスタッフは、ただ医療を提供するだけでなく、
「命と向き合う家族の時間」を守る人でもあります。
感謝と涙が入り混じる瞬間――それが、この仕事の尊い一面です。


👩‍⚕️ 求職者の方へ

 

訪問看護は、病院のように多くのスタッフに囲まれた現場ではありません。
だからこそ、一人ひとりの判断と行動が、直接「人の命」を支えます。

「看護師としてもう一歩成長したい」
「患者さんの“生活”を見ながら医療をしたい」
――そんな方にこそ、訪問看護の現場はぴったりです。

また、訪問看護ステーションではチーム体制・同行研修・フォローアップが整っており、
未経験でも安心して現場に出られるようサポートされています。


💬 まとめ

 

✅ 訪問看護は高齢者・障がい者・難病・退院後の方など幅広く対応
✅ 医療だけでなく“生活”を支える視点が大切
✅ 人の人生に寄り添うやりがいの大きい仕事
✅ 未経験でも研修・同行で一から学べる環境


訪問看護は、**「人と寄り添う力」**が何より求められる仕事です。
誰かの不安を和らげ、笑顔を引き出す。
そんな瞬間を積み重ねるうちに、自分自身も成長していける――
それが、この仕事の最大の魅力です。

今日もまた、訪問看護師たちは地域の一軒一軒を訪れ、
“命と暮らし”を見守りながら、静かに、確実に支え続けています。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

訪問看護ステーションらくでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

島根県益田市を拠点に訪問看護ステーションの運営を行っております。

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訪問看護の担い手たち ~チームで支える「在宅医療の最前線」~

皆さんこんにちは!

 

島根県益田市を拠点に訪問看護ステーションの運営を行っている

訪問看護ステーションらく、更新担当の富山です。

 

 

 

訪問看護の担い手たち

~チームで支える「在宅医療の最前線」~

訪問看護の現場には、看護師をはじめとした医療の専門職がいます。
病院とは違い、在宅の現場では一人ひとりの判断力と人間力が試される――
それが、訪問看護の仕事の大きな特徴です。

この仕事に携わるスタッフたちは、ただ医療行為を行うだけではありません。
**「その人がその人らしく暮らすためのケア」**を、チームで支えています。


🩺 訪問看護師の役割

 

訪問看護の中心となるのは、看護師・准看護師などの有資格者。
彼らは患者の健康状態を観察し、医師の指示に基づいた医療処置を行いながら、
日常生活を支えるパートナーとして寄り添います。

主な業務内容

  • バイタルサイン(体温・血圧・脈拍など)の測定

  • 点滴、注射、カテーテル・ストーマの管理

  • 傷の処置や褥瘡(床ずれ)のケア

  • 服薬指導、服薬状況の確認

  • 終末期の在宅緩和ケア

訪問先はご自宅や高齢者住宅、障がい者施設などさまざま。
その分だけ人との出会いも多く、「ありがとう」が直接届く現場でもあります。


👩‍⚕️ 多職種が連携するチームケア

 

訪問看護には看護師だけでなく、保健師、理学療法士、作業療法士など、
複数の医療職がチームで関わります。

保健師

疾病予防・健康管理を中心に、地域全体の生活支援を行う専門職。
生活環境の改善や健康指導で、再発を防ぐサポートをします。

理学療法士(PT)

在宅リハビリの要。
寝たきり防止、歩行訓練、関節可動域の維持などを行い、
“動く力”を取り戻す支援を行います。

作業療法士(OT)

食事や着替えなど、日常生活動作を再び行えるように訓練。
リハビリだけでなく、メンタル面の安定を促す支援も担います。

言語聴覚士(ST)

「食べる」「話す」を支える専門職。
嚥下(えんげ)訓練や発声訓練を通して、生活の質を高めます。


🤝 チーム医療の現場は「一人じゃない」

 

訪問看護は「個人プレー」ではなく「連携の仕事」です。
医師・ケアマネジャー・家族・福祉事業者など、多職種が関わり合いながら、
利用者一人ひとりに合わせた“チームケア”を実現します。

現場では毎朝のミーティングや報告共有が欠かせません。
「この患者さん、昨日より元気になってきたね」
「新しい薬の影響が少し出てるから注意しよう」
――そんな会話を重ねながら、人の命を守る現場をチームでつくっていくのです。


👷‍♀️ 求職者の方へ

 

訪問看護の仕事は、病院勤務とはまた違うやりがいがあります。
目の前にいるのは「患者さん」ではなく「生活者」。
そこには、その人の“生き方”があり、“家族の思い”があります。

自宅という安心できる場所で、笑顔や穏やかな表情に触れる瞬間。
それこそが、訪問看護ならではの喜びです。

「一人で訪問するのは不安」という方もご安心ください。
多くのステーションでは同行研修・OJT制度が整っており、
ベテランの先輩が現場を一緒に回りながら、ゆっくり経験を積むことができます。


💬 まとめ

 

✅ 看護師・理学療法士など医療専門職がチームで支える
✅ 病院とは違い、「生活の中での医療」を学べる
✅ 利用者・家族から直接「ありがとう」がもらえる
✅ 未経験・ブランクがあっても研修で安心して成長できる


訪問看護は、単なる医療サービスではなく、“人生に寄り添う仕事”
技術と温かさ、その両方を持つ人が求められています。


「人の暮らしを支える医療をやりたい」――
そんな想いを持つ方に、訪問看護の現場はきっと輝いて見えるはずです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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